社長と秘書との間のサイン
通訳と同時通訳のちがいを考えてみてみよう。
通訳は、外国語を聞き終わるとそれを日本語に直す。
だから、一時間の内容も三十分の内容でしかありえない。
これに対して同時通訳の場合は、一呼吸の差をおいてほとんど同時にしゃべっていく。
だから、一時間の内容はほとんど一時間の密度を持っているといえる。
そのためには、話し手がしゃべれば、次にどんな言葉がでてくるかが予想されていなければならない。
外国語がわかるという必要条件に加えて、その人のしゃべろうとする意図がくみとれ、したがって次の言葉がほとんど同時にわかるという十分条件が要求されるわけです。