人間とは その4
他の動物と人問の脳とのちがいは、人間には前頭葉が、著明に発達しています。
人問は前頭葉のおかげで抽象的・観念的・あるいは理性的ないろいろな問題を考え、高度な精神現象を営むことができるのです。
そういう高等精神の働きを営む場所が、脳の中に与えられているので、人間はそのような問題を考えねばならないようになっており、また成長とともこ、考えるようになるものなのです。
全く逆説的ですけれども、他の動物にくらべて前頭葉が著しく発達したことは、人間にそのような能力が与えられたことであり、人間はそのような問題を考えて満足し、あるいは、悩むべき宿命をもっているということなのです。